局所性多汗症という病気

多汗症の中でも、全身ではなく、特定の場所に大量の汗をかくものを「局所性多汗症」と呼んでいます。局所性多汗症でよくみられるのが、手のひらに汗をかく多汗症や、足の裏に汗をかく多汗症、わきの下に汗をかく多汗症、頭に汗をかく多汗症、顔に汗をかく多汗症などです。

たとえば手のひらの多汗症の場合は、手がいつもジメジメしている軽度なものから、手のひらから水滴がしたたるほど汗をかく重度のものなど症状は様々です。重度な場合には、電車でつり革につかまれないとか、人と握手をしたくないなど精神的にストレスになってしまい、ますます汗をかくというように悪循環になる場合もあります。

また、わきの下の多汗症の場合はわきがと混同されがちですが、わきがと多汗症は全く別の病気です。

局所性多汗症は、いくつかの特定の箇所に汗をかくケースがありますが、この場合は互いに連動してほぼ同時に発汗することがほとんどです。

その中でも、特に手のひらと足の裏が同時に発汗するケースが多く、次いで脇の下に発汗するケースが多くみられます。局所性多汗症は、自律神経の乱れとともに精神的な面が原因となると考えられる種類のものが多いため、治療の方法も手術のような物理的な治療から精神面の治療に至るまで様々な種類のものが行われています。

ただし、局所性多汗症の場合でも、頭部に汗をかく病気や顔や体の片方だけに汗をかく動脈瘤など、別の病気が原因として潜んでいると考えられる場合もあり、注意が必要です。

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